|
1984年制作の日本映画「ザ・オーディション」は、
アイドル全盛期に作られた、セイントフォー主演のデビュー作
だったため、アイドル映画として括られていて、
一部のアイドルファン以外は、ほとんど無視された映画でした。
しかし、アイドル映画とは、すでに有名になったアイドルが
主演する映画であり、セイントフォーは、デビュー前だったので、
定義から言ってもアイドル映画ではありません。
この映画は、セイントフォー演じるアイドルグループ
「レイカーズ」が、新人賞を目指した時、大手芸能プロダクションの
妨害のため、解散に追い込まれてしまう、芸能界を覆う黒い霧を
暴いた、一種の内部告発映画です。
もちろん、大手芸能プロダクションの名前は変えています。
しかし、昔、一大勢力だった大手芸能プロダクションから独立し、
新たな芸能プロダクションで一大勢力を作った会社です。
その社長の言う事を聞かないと、自社のタレントをテレビ番組から
下ろして番組を成立させなくしてやる、と脅したり、ヤクザまがい
の用心棒を、社長の側近に据えた会社です。
多少なりとも当時のアイドルに興味を持っていた人ならば、
昔一大勢力だった会社も、新たな一大勢力の会社も、
どこか、想像がつくと思います。
この映画の批評が不評ばかりだったのも、セイントフォーが人気を
得られなかったのも、その大手芸能プロダクションの圧力が
かかっているのではないかと思えるほど、映画の精神が素晴らしく
映画の中の「レイカーズ」も魅力的でした。
DVDは発売されていないし、ビデオも中古品が高騰しています。
販売ビデオ数が少なかったのでしょう。大手芸能プロダクション
は、今も健在なので、DVD化の障害になるかもしれません。
芸能界を舞台にした他の映画のページへ
オスカー
人気回復を狙ってアカデミー賞を取るため、権謀術数を繰り広げる男優を描いたドラマ
管理人への御意見・御要望は、 を
クリックして下さい。
有料メルマガは廃止し、無料メルマガとして、2017年10月14日より、
新たに配信スタートします。下のボタンをクリックすれば、
まぐまぐの個別ページに移動し、無料メルマガ登録が出来ます。

へ
|
|